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2023.12.06

オープンファクトリーCRASSO 2023(11月) のご報告

2023年11月24日(金)~25日(土)の2日間、オープンファクトリーCRASSO(クラッソ)2023に参加しました。 その様子を簡単に紹介したいと思います。

まずは入口すぐのギャラリースペース、「瀬戸内刺繡美術館」。

手袋への刺しゅうから始まった、タナベ刺繍の仕事。

近年、技術開発に力を入れているアート表現の刺しゅう。

取引先のブランドの紹介コーナーもあります。

モニターを使いながら簡単にタナベ刺繍の仕事を紹介。

刺しゅう図書室。お客様への提案資料であるハンガーサンプル約5000点や、刺しゅうの企画に役立つ書籍資料があります。

「刺しゅうってこんなこともできるんだ!」と、お客様に感動してもらえました。
「刺しゅう」に対するイメージが変わったと思います。

刺しゅうミシンに読み込ませるデータを作っている開発部。
開発部長から、どのような仕事なのか?どのようにデータを作っているのか?などを話してもらいました。

続いて刺しゅう工場。取引先の量産やサンプルが刺しゅうされている中、写真撮影OKのデモンストレーション機を1台ご用意しました。

瀬戸内刺繍美術館の新しいアート作品、「ゴッホの星月夜」。

星月夜で使っている糸の見本帳をご覧いただいたり

どのようにして刺しゅうが縫われているのかをご案内しました。

続いて手加工。

タナベ刺繍では、求める刺しゅうを実現するために、刺しゅうミシンが実現できることと、手刺しゅうが実現できることを使い分けています。

最後は検品・仕上げです。

1枚1枚丁寧に検品して仕上げていることをお伝えしました。


ご興味のある方対象で、有料の刺しゅう体験もご用意しました。

ハンカチに加え、キーホルダーを新しく追加。

2日間、たくさんのお客様に刺しゅうを体験してもらい、小さなお子様連れのご家族にも好評でした。

まだまだ改善点はありますが、来ていただいたほとんどの方に笑顔になって帰っていただけて、とても良かったです。

業界の方にも一般の方にも刺しゅうの技術や魅力をお伝えして参ります。

また、タナベ刺繍では随時工場見学を受け付けております。

「刺しゅうはどうやって作られているんだろう。」
「刺しゅうのミシンはどんなものなんだろう」
「一体タナベ刺繍はどんな会社なんだろう。」
「どんなスタッフが働いているんだろう。」

など、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォームからでも、お電話からでも結構です。

みなさまにお会いする日を楽しみにしています!

   


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