2020.06.03
吸汗・速乾繊維の仕組みとは
目次
◆吸水速乾繊維の仕組み
吸水速乾繊維は、太さの異なる糸を2層3層に組み合わせた多層構造をしています。”風を感じる”夏用ドライマスク(風ドラ)に使用している繊維は外面が密で内面が粗い構造になっており、皮膚との接触面積を抑えられています。
そして多層構造で生じる毛細管現象という働きにより、マスクの内側の湿度が表面に向かって素早く連続移動され、拡散・乾燥する仕組みになっています。そのため呼吸や汗で生じた湿気による不快なべとつきを感じることなく、さらっとした快適な着用感を得られるのが特徴です。暑い季節の普段使いとしてだけでなく、多種多様な運動シーンでも対応できる素材です。