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カットワーク刺繍とは

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カットワーク刺繍とは、様々な手法で生地や素材をカット(裁断)することで柄や模様を表現し、それに刺繍を組み合わせたものです。

※カットワーク刺繍のデザインサンプルはこちら

 

※レーザーカット刺繍の種類についてはこちら


また、刺繍の無い切りっぱなしの状態は単なる「カットワーク」と呼び、その主な手法はレーザーカットや抜き型が用いられます。対象の素材は、ほつれ難い繊維やヒートカット効果のある合繊、天然皮革や合成皮革等がカットワークに適しています。

※カットワークについてはこちら


カットワーク刺繍ではカット(裁断)方法の違いで分類されます。


【1.ハンドカット】(手カット・ハサミカット)

文字通り人間の手作業によるカット方法です。

刺繍加工後にスカラ部分や輪郭をカットする「後(あと)カット」、ステッチで生地を固定した状態で刺繍加工途中の作業台上でカットする「台上(だいじょう)カット」があり、目的に応じて使い分けます。

作業者の熟練度によって仕上りや作業スピードに大きな差が生まれることが問題ですが、通常の刺繍機があれば加工可能なカットワーク刺繍の基本テクニックです。

また、ハサミの代わりに半田ごての熱でカットする手法もあり、これも後カットのひとつです。


【2.ボーラーカット】(ボーリング=穴を開ける)

これは刺繍機にメス状の針をセットして生地をカットする手法や、刺繍機に特殊なボーリング機構(小さな円形の金型)を取り付けて裁断する手法があり、時間が掛かる手カットの代わりに刺繍機でカットすることでコストを抑えます。

刺繍補助素材までカットしてしまうのでデザインや生地に制約がありますが、使いどころさえ抑えれば有効なテクニックです。(布帛向け)


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【3.レーザーカット】

こちらも手カットの代わりにレーザーでカットするテクニックですが、レーザー出力をコントロールすることによって刺繍補助素材や下の生地を切らずに目的の生地のみをカットすることが可能で、ハンドカットやボーラーカットでは不可能な繊細で緻密なカット(0.1mm制御)が特徴です。

レーザー光線の熱でカットするために焦げ目の出る素材があるので注意が必要ですが、ヒートカット効果を利用して裁断では使用不可の素材をチョイスできるメリットもあります。

※レーザーを使用したカットワーク刺繍はこちら

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